佐藤りゅうじ| 佐藤隆治  | 平成29年第3回取手市議会定例会 9月1日
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平成29年第3回取手市議会定例会 9月1日

平成29年第3回取手市議会定例会 9月1日

佐藤隆治

 皆様おはようございます。創生会、佐藤隆治です。平成29年第2回茨城県南水道企業団議会定例会の会議の内容について、御報告をいたします。平成29年8月4日金曜日午後1時30分から、企業団の議場において開催され、「平成28年茨城県南水道企業団水道事業会計決算の認定及び余剰金の処分についての議案の審議及び平成28年茨城県南水道企業団水道事業会計予算繰越について」、「地方公共団体の資金不足比率に関する報告について」の2件の報告がありました。議案質疑では牛久市の鈴木議員から、「水道事業、営業費用の約半分の25億円を占める浄水費の基本料金が軽減されれば、水道利用者の負担軽減になるのでは」との質疑があり、「平成22年度から、県南地区の受水団体連名で値下げ要望——もとい。料金値下げ要望を継続して行っていることと、老朽化した施設の耐震化など、更新事業もたくさんあることから、料金の値下げは難しい」との答弁がありました。また、龍ケ崎市の杉野議員からは、当期決算の損益状況の特徴について質疑があり、給水収益は横ばいであるが、加入金が減少しており、今後の動向については、給水収益、加入金の増加は期待できず、今後の更新工事の増加による減価償却費の増加などを考えると、非常に厳しい状況になるとの答弁がありました。採決の結果は賛成多数で原案のとおり可決されました。
 その後、一般質問においては、牛久市の伊藤議員から、水道施設更新計画の策定予定、管路更新の優先順位や、更新管路の耐震性、耐久性について、同じく、牛久市の鈴木議員からは、県水道条例改正及びそれに伴う、県南水道への影響について、新たな浄水処理技術導入のための、霞ケ浦浄水場の工事概要とそれに伴う費用負担軽減の見通しについてなどの質問がありました。当市議会の結城議員からは、企業団運営のための職員育成について採用試験をどのような考え方で取り組むかについて質問がありました。最後に、龍ケ崎市の杉野議員から、予算書への添付資料として、財政収支の見通し策定や企業団経営の環境変化の認識についてなどの質問がありました。なお、これらの詳細、会議録につきましては、来週中には、茨城県南水道企業団のホームページに掲載される予定でございますので、後ほど御確認のほどお願いをいたします。以上、平成29年第2回茨城県南水道企業団議会定例会の報告を終わります。
 

佐藤隆治

 皆さん改めまして、こんにちは。また、傍聴席に大勢の皆さんがおられまして、本当にお疲れさまでございます。創生会の佐藤隆治でございます。くじ引きで1番を引いたので、一番手に一般質問をさせていただきます。初日の一番最初にやるというのは本当にまれな形で、そしてまた、午前中に順番が回ってくるとも思っておりませんでしたので、どうぞよろしくお願いします。
 きょう9月1日は、防災の日でございますが、一方で、小、中、高校の新学期の始業式ということであって、子どもたちは、学校へ楽しみに行く子どもたちもいれば、またいろんな不安を抱えて、夏休みが長くて、その後にいろんな不安を抱えながら学校に行く子。そしてまた、過去のデータをとれば、きょうは残念な自殺の多い日だと言われております。そういったことが、今後、この取手市の中で起きてはほしくないと、そういう思いも込めて、きょうは一般質問をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。
 さて、きょうは、「取手市の教育再生のための」というテーマについて、一般質問をさせていただきます。このたびの取手市立中学生の自死事案に関しては、平成27年11月に事案発生しましたが、その後、いじめがあったというさまざまな証拠が見つかっていたにもかかわらず、教育委員会では、「いじめによる重大事態には該当しない」との議決を行ってしまいました。この大きな誤りは、教育委員会が、いじめ防止対策推進法を適切に読み解くことができず、遺族への配慮を著しく欠いた結果だと思っております。関係者は、大いに反省していただきたいと思っています。その後、平成29年5月30日に教育委員会臨時会で、ようやくいじめによる重大事態には該当しないという議決の撤回をしましたが、これは、事案発生後、1年半以上経過してのもので、ここまでの御遺族の気持ちを考えると、余りにも長い時間が経過してしまったと思います。6月2日には、調査委員会の解散が教育委員会臨時会で議決されましたが、調査委員会自体が御遺族の気持ちに寄り添ったものでなかった結果であり、これも教育委員会の不手際を示すものであったと思っております。今後、取手市立中学生の自死事案に関しては、調査は、県の知事部局に委ねられるかと思います。きちんと調査を行い、原因を明らかにし、今後、二度とこのようなことが起こらないようにしていただきたいと思います。また、未来に向けて、取手市の教育再生をしていかなければならないという思いは、みんな同じで——同じ思いであると思います。これからの取手市の教育について一般質問を通して、藤井市長と矢作教育長との2人をお考えをしっかりと伺っておきたいと思います。
 まず通告にある1点目についてですが、今回の事案に対応し、市部局での対応策の一つとして、「取手市教育行政連絡調整サポートチーム」が設置されたかと思いますが、この役割について御答弁をお願いいたします。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。市長、藤井信吾君。
〔市長 藤井信吾君登壇〕
 

○市長(藤井信吾君)

 ただいまの佐藤議員の御質問に答弁させていただく前に、月が改まりました。きょうから9月ということで、皆さんのお手元にも9月1日号の広報とりでが入っていたかと思います。この9月1日号の広報とりでに、全公民館に血圧計を設置ということで、多くの市民の皆様の身近なところで、健康づくりについて考えていただく、また、実際に測定をしていただくきっかけができたというふうに思っておりますけども、こちらにつきましても、佐藤隆治議員の議会での質問に端を発したことでもございます。感謝申し上げたいと思います。
 さて、取手市教育行政連絡調整サポートチームについての、まず御質問でございますけれども、私は、本年6月定例議会の最終日の冒頭に、議長の許可をいただき、このたびの取手市立中学生の自死事案に関しまして、二度と同じようなことが起こらないようにするための具体的な対応策として、市長部局から教育委員会へ支援ができるような体制について申し上げたところでございます。その後、政策推進部を中心に、速やかに、教育行政連絡調整サポートチームの設置要綱の制定をしまして、6月26日にはサポートチームを設置しました。このサポートチームでは、命の大切さや思いやりの心をみんなで育んでいくような教育を進め、学校環境を整えていくために、市長部局としてどのような提案ができるのか。また、今回の事案では、とりわけ教育委員会の対応の中でも、法律の理解不足が大きな要因であったことを踏まえ、その検証と解決に結びつくような教育委員会事務局機能の強化策、またそのサポートについて、提案をしていくということで進めております。あわせて、今後、教育委員会が中心となって、(仮称)取手市いじめ防止対策推進条例の制定に向けて検討を進めていくことになりますけれども、素案の策定の過程を初め、条例制定に向けて、このサポートチームも側面から支援をさせていただいて、意見を反映することができればと考えているところでございます。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。藤井市長から、二度と繰り返してはならないための具体的な対応策としてサポートチームの設置のお話がありました。サポートチームが設置をされて、既に会議も開催されていると思いますが、現在、どのような取り組みがなされているのか。きょうは全協でも一部、お話がありましたけれども、会議の開催回数や、会議録、その中身についてお答えをいただきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。政策推進部長、南 典男君。
〔政策推進部長 南 典男君登壇〕
 

○政策推進部長(南 典男君)

 それでは、佐藤議員の、このサポートチームのこれまでの取り組みの御質問でございます。このサポートチームは、第1回を7月13日に、第2回を8月4日、第3回を8月22日に開催して、これまで3回の会議を行っております。この会議の内容については、ホームページ等々でも、ごらんになれます。この会議では、まず、命を大切にする教育や児童生徒の相談体制などの充実、このような点で議論をいたしました。この内容は、7月14日、全員協議会において御報告をさせていただきました。サポートチームからは、すぐにできる対応策という形で、心の教育や命を大切にするための講演会、また研修会を行ってはどうかというような意見が出されました。また、命の教育も重要だけども、一人一人の子どもに寄り添った相談体制の充実も必要ではないかというような意見が出されました。現在、取手市では、いじめも含めて相談できる機関として教育相談センターがあります。この教育相談センターが、8月に旧戸頭西小に移転をいたしました。この移転のお知らせにあわせて、いじめに関する相談も行っているということを、子どもたちや保護者の方、多くの方にわかりやすく、実際に相談してもらえるように周知していくのはどうかというような意見が出されたとこでございます。そういった意味では、このサポートチームとしても、通知のためのイラストとか、写真を追加するなどして、お知らせ通知の作成に協力をいたしました。
 その他メンバーのほうからは、いじめについては、事後の対策よりも事前の予防が大切ではないかと。また、子どもたちが自分の気持ち、他人の気持ちに気づくことができるような教育を行ってはどうかと。それを通じて、子どもたちの心を育み、命を大切にする気持ちを育てられるのではないか。また、子どもたちが問題を乗り越える力をどうつけさせるか。専門家の助言をもらいながら、学校全体で取り組むことが必要ではないかと、いろいろな意見が出されています。
 ほかにもさまざまな意見が出されましたが、これから検討される(仮称)取手市いじめ防止対策推進条例については、去る8月30日に、第1回検討会議が開催されたところであります。今後、教育委員会が事務局となって策定作業を進めていかれるかと思いますけども、このサポートチームにおいても、その策定の過程において、積極的に助言をして、いじめ防止の議論に加わってまいりたいと、そのように考えております。
〔政策推進部長 南 典男君答弁席に着席〕
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。サポートチームのメンバーは、市長部局の職員さんで構成されていると思いますが、教育委員会の——委員会との関係はどのようになっているのか、その点をお尋ねいたします。特に、教育行政の各種の事業については、市長部局のみだけではなかなか掌握できない部分があると思いますが、その点も含めてお答えをいただきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁求めます。南 典男君。
 

○政策推進部長(南 典男君)

 それではお答えいたします。このサポートチームのメンバーでございますけども、市長部局からは、総務課、政策推進課、財政課、子育て支援課、保健センターの職員からなっております。この市長部局のサポートチームにおいて議論をしていただき、その結果、教育委員会部局にその支援策や提案を行っていくというものであります。ただ、市長部局の職員のみでは、学校現場での実際に行われていること、そういうことはわからない部分もございますので、教育委員会からもオブザーバーという形で、関係する指導課、教育総務課、学務給食課の職員の方にも参加をいただいております。この方々には、これまでの経過、また、小中学校における心の教育やいじめ対策の現状、取り組み、こういったものを、まず報告をしていただきました。このサポートチームで議論された内容や、提案の経過というのをつぶさに把握していただいて、今後の教育行政にすぐに反映できる、そのように考え、会議の様子や議論を聞いていただくということが重要である——重要ではないかというふうに考えたところで、オブザーバーという形で参加をお願いしているとこでございます。またあわせて議会におきましても、特にいじめ防止対策等については、現在、総務文教常任委員会のほうの皆様を中心に、議会の皆様方で議論、調査研究をしていただいてるところでございます。そういった意味では、このサポートチームの議論というものが、議会の皆様方にも共有の情報として、すぐ報告できるように、議会事務局の職員の方にもオブザーバーとして参加をしていただいているところでございます。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございます。サポートチームには、教育委員会のみならず、議会事務局もオブザーバーとして連携されているというお話が先ほどありました。議会事務局がオブザーバーに入ってくださる中の意義の中には、やはり佐藤議長、そして染谷副議長のもとで、落合委員長、そして池田副委員長がしっかりと連携とって、いろんなことを今まとめてくださってる。そういったことをしっかりと的確に伝える意味でも、オブザーバーの役目が機能しているのかと思っております。今後も、教育委員会のほうのオブザーバーに対しても積極的に、精力的に活動をしていただきたいと思っているところでございます。
 また、先ほど答弁の中に、教育相談センターが旧戸頭西小に移転したとのお話をされました。これは議会でも報告は受けているわけですけれども、旧センターと比較をして、どのように施設が利便性から含めて高くなったのかというところをお伺いをさせていただきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。教育長、矢作 進君。
〔教育長 矢作 進君登壇〕
 

○教育長(矢作 進君)

 佐藤議員の御質問に答弁いたします。新しい教育相談センターの利点についてということでございますので、それについてお話をさせていただきます。新しい教育相談センターにつきましては8月10日に移転をして、8月14日から現在のところで相談活動を開始しております。利点と挙げられる点はたくさんございますが、その中で特筆すべき3点を御紹介させていただきます。
 まず1点目は、相談活動の充実です。今までは相談室が1つしかなくて、それも狭い場所でございました。今度は旧校長室、旧教室を活用した3つの相談室を確保して、広々とした明るい空間で相談業務を行うことができるようになりました。
 2点目としては、相談センターと各小中学校の連絡方法の向上です。今までは学校との連絡方法として、外線電話しかございませんでした。これからは、現在学校に導入されている教育支援システム「エデュコム」が導入され、相談員と担任が直接メールで即時にやりとりをすることができるようになります。また、内線IP電話も入り、すぐに学校との情報のやりとりを行うことができるようになることはもちろんでございますが、場合によっては、子育て支援課や学務給食課、教育総務課とも直接連絡がとれるようになり、相談活動の充実、施設の整備等が図りやすくなります。
 3点目としては、不登校児童生徒が通室する教室、ひまわりの学習環境と生活環境の向上です。学習室も今までより広くなります。通学している学校と同じ環境で学習することができるようになりました。今後、各学校に導入されているコンピューターを活用した学習支援システムを導入され、子に応じた学習支援が可能となる予定でございます。また、グラウンドがあります。児童生徒が学校と同じように伸び伸びと体を動かすことが可能になります。同じように体育館も利用できます。
 以上、3点を挙げさせていただきましたが、そのほかにも、常総線戸頭駅から徒歩で行くことができる立地のよさ、多くの教室を活用しての音楽活動や美術活動等も可能になります。今後、スクールカウンセラーの配置も予定しておりますので、相談業務もさらに厚みを増すと思います。いじめを初めとした児童生徒の保護者の相談を幅広く受けることが可能となり、早期に学校と情報を共有し、今まで以上に充実した相談活動ができるようになると思います。しっかりとこの相談センターを生かしていきたいと思っております。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。大きく3点ということで、今お話があったことは、本当にこれから先しっかりやっていただきたいと、そう思うところでございます。旧戸頭西小に移転したことによって、施設が充実し、きれいに改修されたと聞いているところでございます。まだ、議員としては、そこを見学させていただいたことがございませんので、ぜひとも、今後、早い段階で見学をさせていただければと思っております。
 続きまして、総合教育会議について質問をいたします。首長と教育委員会が協議、調整を行う場として、総合教育会議があると思います。先日、総合教育会議が、「心の教育について」というテーマで開催されましたが、心の教育を議題にしたのは、どのような思いがあったからでしょうか。その点をまず御答弁いただきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。市長、藤井信吾君。
〔市長 藤井信吾君登壇〕
 

○市長(藤井信吾君)

 ただいまの佐藤議員の御質問ですけれども、心の教育をテーマにというのは、私のほうの強い思いがございます。やはり、今回の自死事案がありましてから、その後の全員協議会等の場でもお話をさせていただいたんですけれども、自分の命も大切にし、そして周りの人たちの命も大切にする。自尊、他尊、両方含めて、人の命がいかに大事なのかということについての生命教育というものをやっぱりきちんと進めていかなければならない。そして、そのことについて、もし、学校の現場で子どもたちに十分な、ある意味、つかみというんでしょうか。おそれというか、威厳といいますか、存在感といいますか、そういったものを持って明確に伝えることがなかなかもし難しいとすれば、そういう専門家——心の教育に対する専門家を養成してでも、これはもう早急に対応する必要があるという思いからでございます。総合教育会議の中で何を話すかと、いろんなテーマがあるんだろうと思いますけれども、教育委員会のほうでも、きょうの全協の中でも、教育長からお話がありました、道徳が教育化を——いわゆる教科化されるといったようなことで、心の教育の重要性ということではいろんな充実が図られてくるものだろうというふうには思っておりますけれども、しかし、あえて喫緊の課題として、今、まさにいる子どもたちに、新年度というのを待たずに、心の教育について適切なる指導を組み込んでもらいたいという強い思いからでございました。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございます。今の藤井市長の御答弁の中にもありましたし、先ほど、サポートチームのメンバーの中からの意見にありましたが、いじめの事後のいろんなことを話し合うというよりも、それ以前に、命の大切さとか、相手を思いやる気持ちを、この取手市は特に力を入れて、これから取り組んでいただきたいと、そのように思うわけでございます。
 といいますのも、実は私は、今、年齢は46歳ですけれども、小学校2年生の春休みに約3カ月間、病気で入院しました。そして、小学校5年生の6月から半年ぐらい、これもですね、6カ月ぐらい大病を患って入院した経験がございます。病名を言うと本当に大変重い病気で、当時は生存率は数%と言われて、親は余命宣告をされました。病院も、地元の病院では手当てができず、病院から病院への移動手段も救急車を使って、東京の信濃町にある慶応病院に入院した経験がございます。当時、それが1982年だったので、慶応病院の病棟の別の特別室には石原裕次郎さんがちょうど入院をしておりまして……
〔笑う者あり〕
 

佐藤隆治

 (続)毎週テレビで、ワイドショーみたいなので、石原裕次郎さんが、屋上で取材を受けてる石原軍団が、誰かが来ると、そのワイドショーの話題になってるときに入院していた経験がございます。そのとき、私が、今、こういうふうに健康そうに見えますけど——健康なんですけれども、当時は大変な思いをしていて、血液が貧血で輸血をしなきゃいけないとか、そういう事情があって、当時、藤代町の役場の職員さんにも輸血でお世話になったりしたこともございました。議員に初当選したときは、「お前に輸血あげたよな」と言われたことを、言ってくださった職員さんも何人もおりました。ちょっと話がそれたんですけれども、その当時振り返ってみて、自分が子どものころに、本当に病気をして生死をさまよったからこそ、命の大切さというのを、すごく人よりも強く持って、若いころから生きてきたということと、それと相手を思いやる気持ち。親、そして周りの人に心配をかけたこと。また当時、小学校5年生だったので、5年2組の担任の廣瀬という先生がおられて——廣瀬公男先生という先生が、すばらしい先生がおられて、慶応病院まで藤代から、毎週土曜日に自分のクラスの生徒4人を、電車賃片道持ってお見舞いに来てくれました。そのころお見舞いに来た仲間は、「あのとき慶応病院行って楽しかったな」とか、お見舞いに来てくれるうれしさもあるんですけども、そういうふうに遠くまで足を運んで、毎週のように、友達が見舞いに来てくださいました。そういう相手を思いやってくださる、また、私がどんな病気だったかはわからないけれども、学校の先生が子どもたちにはどういう説明をしたかはわかりませんが、毎週のように、仲間を連れてきてくれた。そういう経験があって、本当に、今、こうやって健康でいられる生活が送れるということを、当時の仲間にも、また周りの方にも感謝しているという、そういう私は思いがあります。
 こういう、今、市長がおっしゃった、そういう命の大切さ、相手を思いやる気持ちというのをしっかりと学べる取手市であってほしいと思っております。またこれ、小学校、中学校で行われる今後の心の教育についても、現在、どのような授業が行われているのか、教育長にお尋ねをしてみたいと思います。よろしくお願いします。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁求めます。教育長、矢作 進君。
〔教育長 矢作 進君登壇〕
 

○教育長(矢作 進君)

 佐藤議員の御質問に答弁したいと思います。相手を思いやる気持ちを育てる取手市であってほしいという、佐藤議員の思いをしっかりと受けとめて、これからもやっていきたいなというふうに思っております。現在行っている心の教育につきましては、学校におきましては、豊かな心を育む教育の推進として、茨城県の学校教育推進の大きな柱として重点的に取り上げております。学校における道徳教育については、道徳の時間をかなめとして、学校の教育活動全体を通じて行っております。また、各教科、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動などにおいても、それぞれの教科の特性と目的に応じ、児童の発達段階を考慮しながら、適切な道徳教育を行っております。特に道徳の時間では、心の教育として、思いやりや命の尊重の内容を全学年で重点的に取り組んできているところでございます。具体的な取り組みとしましては、そのほかに、「なかよし集会」や小中合同の挨拶運動をしたり、異学年で取り組む縦割り班活動、中学生が出身小学校へ出向く「母校ふれあい訪問」、中学校生徒会サミット、いじめ撲滅フォーラム、生徒が相談活動を行うピアサポートなど、各学校で工夫を重ねた実践をしております。さらに地域人材を活用して講演会を聞いたり、外部から招いた講師の話を保護者と一緒に聞いたりするなど、学校と地域が連携しての取り組みも行われております。
 道徳教育におきましては、市長のほうからもありましたように、来年度からは道徳が教科化され、先生方の研修も力が入っている状況です。特に、考え、議論する道徳を目指し、子どもたちが主体的に考える道徳への質的転換を図っているところでございます。また、人間関係を築く力を育てる、特別活動、ボランティア活動の意義を理解し、体験活動を行い、思いやりや助け合いの心を育成する福祉教育、自他のよさを認め合える人間関係を構築し、人権尊重の精神を学ぶ人権教育、さらには、生命尊重、いじめの未然防止、教育相談などを通して、好ましい人間関係をつくるための生徒指導、これらを通して児童生徒に心の教育を実践しているところでございます。相手を思いやる気持ちを大事にしながら、子どもたちが仲よく楽しく生活できる学校を目指していきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございます。現在、行われている取り組みについて、具体的にお話をいただきまして、本当にありがとうございます。これからの教育再生に向けても、現在の取り組みを踏まえて、さらにいろいろな意味で、充実させていくものだと思います。もし、特に教育長がこういうところを力入れたいと、今、お話ししたことがもう全てだと思うんですけれども、もう少しあれば、こんなことを今考えてるよというような部分が一つでもいただければありがたいと思うんですけれども。
 

○議長(佐藤 清君)

 ありますか。教育長、矢作 進君。
〔教育長 矢作 進君登壇〕
 

○教育長(矢作 進君)

 それでは特に心の教育の中でということで、私は教師という仕事をやっておりましたときに、「みんな違ってみんないい」ということを信条にしながら、子どもたち一人一人を大事にということで取り組んでまいりました。そういう意味でやはり道徳教育が中心になると思いますが、自他を尊重してという意味での人権教育、それをしっかりと取り組んでいきたい。特に日常の中では、言葉遣いとか、ほんのちょっとしたことからいじめが始まるという部分では、そういう言語環境を整えたりとか、それから、子どもたちがそういうことについて、実際に学習をしながら、実際にいい仲間関係をつくれるような言葉を使っていければというふうに思っております。また、インクルーシブ教育ということで、さまざまな多様な子どもたちが学校に来ておりますので、そういう子どもたちのニーズに合った指導ができるように、しっかりと一人一人の特徴に応じた指導ができるような研修をしっかりと進めながら、子どもたちのよりよい指導を進めていきたいというふうに考えております。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。それでは、今いろんな話をいただいた中で、総合教育会議では、「心の教育」をテーマとして議論が進んだと思いますが、その中で、取手市の教育を再生させるためには、どのような提案がなされたのでしょうか。その点の御答弁をお願いします。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。市長、藤井信吾君。
〔市長 藤井信吾君登壇〕
 

○市長(藤井信吾君)

 お答えいたします。今回の事案が起きてから、取手の学校に子どもを預けておられる保護者の皆様や、あるいはまた、現に通学をしている子どもたちが不安な気持ちを抱いているということがあるというふうに思います。きょう9月1日ということで、まさに2学期のスタートでございます。そういった不安感を和らげ、安心感を取り戻すということが今、現場における喫緊の課題だというふうに認識をしています。私は、今回の総合教育会議の前の段階から温めていたことがあります。これは今、申し上げた教育再生のためには、3つはやらなきゃいけないと。1つ目は、子どもたちに向けた心の教育の充実ということで今まで話していたことです。繰り返しになりますけれども、自分の命、そして周りの人たちの命がいかに大事かということをやっぱり、しっかり、体でとくと感じてもらいたいと。知識としてではなく、しっかりと受けとめてもらいたいということで、命や心といったもの、あるいは相手の存在感の確かさみたいなところを、いわゆる、よくゲームでバーチャルな敵をボタン一つで潰していくみたいなのがあるわけですけど、実際の人間は本当に命が通っている。そして多くの人の愛情を幾重にももらって、今日まで命がつながってる大切なことだということをしっかりとわかってもらうための教育ということを、ぜひこれは、外部の先生を使ってもお願いしたいというふうにも思ってたんですが、1つ目は、幸いなことに同様のことを市の職員の人も相当数、思っておられたみたいで、いじめサポートチームの中でその提案が出てきて、そして今回の9月の議会の中の予算にも反映していると思うんですけれども、そんな形で、中身を教育委員会のほうでまとめてくれていると思ってます。
 2つ目ですけど、これはちょっと私も本当に迷いがあったんですけど、やっぱり教職員向けの研修プログラムを充実していかなきゃいけないと。いわゆる一般的な、いじめはいけないとか、そういう教育というよりは、いじめてる側やいじめられている側をちゃんと見抜ける、そしていろんな予兆があるはずですと。これは教育の専門家の人たちに聞きますと、身体的な不適合状態が出てくる。例えば過呼吸になってきたり、大腸性——何ですか……大腸炎か。例えば、下痢が出てきたりとか、人に対してキレたりする形で、感情に出ることもあるんですけど、感情を押し殺していると今度、身体に異常が出てきたりと。例えばそういうものを見抜いてあげて、そしてそれをどういうふうにアプローチをしていけばいいのかと。これは多分、オン・ザ・ジョブみたいな形で身につけていくことが恐らくできないんです。教育の専門家に聞くと、そういったことについての丁寧な、読み解く力みたいなことについて、やっぱり専門の観点から、しっかりとそのレクチャーを受け、そして、細かい目配りをする視点というのを幾つも持ってやっていかなきゃいけないと。そういう、子どもが言いたくても言い出せない、その隠れた予兆みたいなものをしっかり読み取っていけると。そしてまたそのあとは、今度はまさにA中学校、B中学校とあれば、チームA中、チームB中のいろんな人たちの総力を挙げて、子どもを守ってあげて、子どもの環境を改善してあげる。実際の改善に伝えなきゃいけないんで、このあたりのところのことについて、やっぱりその力をしっかり身につけてもらうための実践的な研修をして踏み込んでもらいたいということがありまして、この部分については、過日の総合教育会議の中で、私も少し学ばせていただいて、具体的な方向性について少し言及させていただいたとこです。
 それから、3つ目は、保護者との関係です。今後、よりよいものを探していかなきゃと思うんですけれども、保護者も、子どもとどのように向き合うのか不安に思っている保護者の方がたくさんいらっしゃると思います。そうした保護者の不安を軽減するとともに、やっぱり、子どもに夢中になってもらうものを見つけて、その中で、いろんな能力があると思うんですけれども、その才能を伸ばしていくような形で子どもとのコミュニケーションをどうやって深めていって、そして子ども自身に自分の挑戦する気風、そして行動みたいなものを習慣づけさせるかといったようなこと、また、子ども同士の関係性の構築のとこにあっても、いわゆる依存と共依存というのは、いわゆる支配される側と服従する側というような関係性ではなくて、対等の関係性を構築していくためには、どういった形のふだんの気遣いがいるのかといったようなことについても、保護者にやっぱりいろんな支援をしていくような、そういうプログラムが必要だと思います。これは、もういろいろ教育委員会とか、政策推進部のほうにも言ってあるんですけど、これからそういったことの中身も準備をしていきたいというふうに思っています。以上、申し上げました3点を、ぜひ進めていくことで、取手の教育に対する信頼をしっかり取り戻して、なおかつ、子どもたちの笑顔があふれる町にしていきたいという決意でございます。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。総合教育会議は、教育長も委員として出席もされていると思いますが、教育長からはどのような提案というか、考え方をお示しになられたのか、その点もお尋ねしたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁求めます。教育長、矢作 進君。
〔教育長 矢作 進君登壇〕
 

○教育長(矢作 進君)

 それではまず総合会議におきまして、教育委員の皆様からも出た御意見についても御紹介させていただきたいと思います。心の教育の中心は、やはり道徳教育になります。来年度から始まる道徳教育の教科化については、児童がみずから考え、みずから議論して、みずから体験するなどの指導の質の転換を図り、これをさらに充実させることにより、子どもたちの豊かな心が育まれることが大事であるという御意見がございました。小中連携では、小学校で生徒指導における心の教育を実践していることから中学校へ上手に引き継がれて、このことが中学校を落ちつかせている一つの原因であるとの意見もございました。また体験を踏まえた、命の講演会の実施については、命の大切さ、尊さについて真剣に向かわせるためにもとても有効で、心に響くものになるのではないかという、そういう御意見もございました。さらに、生徒一人一人が子どもたちに向き合い、きめ細やかな目配りとSOSとしっかりと受けとめることができるような、教職員の資質の向上を目指す研修の機会があればいいとのことで、先生方の研修会を望む声もございました。また、スクールカウンセラーを取手市教育相談センターに配置するなど、児童生徒を初め、学校に対してもよりきめ細やかな対応を図り、充実した教育相談体制が整備されるようにお願いしたいという御意見もございました。これらの意見を踏まえ、教育再生に向けて、学校と連携を図りながら、心の教育を推進してまいりたいというふうに考えております。そこで、私も9月の補正としましては、3つの取り組みを進めていきたいということで、市長の御意見を賜りながら、それを、さらに実施に向けて進めていきたいというお話をさせていただきました。補正の内容に関しては、先ほどいろいろ御意見もあったと思うんですが、またさらに次の質問のときに説明させていただきます。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 ありがとうございました。藤井市長、そして矢作教育長も、大変活発な御意見、御提案をされながら、これからの取手市の子どもたちのために、いろんな御提案をされたんだと思っております。ぜひしっかりと、取手の子どもたちは、きのう5月1日現在で、小中学生何人いるのかと教育部長に問い合わせさせていただきましたが、公立には、小学生が4,758人、中学生が2,327人、私立には、434人小学生、そして中学生が1,003人で、合計8,522人の子どもたちがこの取手市で学んで——学校で学んでいるわけですが、この子どもたちのためにも、しっかりとこの提案を形にして取り組んでいただきたいと思います。そこで今後のスケジュールについて、お尋ねをしたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。市長、藤井信吾君。
〔市長 藤井信吾君登壇〕
 

○市長(藤井信吾君)

 喫緊の対応策については、先ほど申し上げましたようなことを今年度中に実施をしますけれども、教育再生は息の長いプログラムだというふうに思っております。そういう意味で、今年度実施したからそれで、今年度でおしまいということではなくて、継続的に来年度以降も、私としては、子どもたち向け、教職員向け、保護者向けの施策を継続して行っていくことは必要だと思ってます。また、学校の先生方は市の職員ではありませんので、その人事異動というところがあるわけでございます。そういう意味でも、教職員向けの、先ほどのさまざまスキル研修みたいなものについても、来年度以降も、もう人も変わりますし、クラスも変わりますし、いろいろなものが変わるわけですから、継続していかなきゃいけないというふうに思ってます。計画的に長期にわたったプログラムを策定をし、実施をしていくということでございますから、ぜひ議員の皆様の御知見も教えていただきながら、教育委員会と一緒に対応していきたいと思っております。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 市長、御答弁ありがとうございます。市のスケジュール等は今、十分把握できましたが、教育委員会のほうのスケジュールに対しても、御答弁をいただきたいと思います。
 

○議長(佐藤 清君)

 答弁を求めます。教育長、矢作 進君。
〔教育長 矢作 進君登壇〕
 

○教育長(矢作 進君)

 それでは教育委員会としての今後のスケジュールについてお話をさせていただきます。先ほどお話が途中になってしまったんですが、9月の補正予算で、全協の中でもお話しましたように、教育相談センターへのスクールカウンセラーの配置、それを上程させていただいております。しっかりとしたスクールカウンセラーを中心にした教育相談を今後も進めていきたいなと。それにつきましても、今後、継続して配置を進めていくということで、進めていきたいというふうに考えております。
 中学生対象の心の授業の講演会、これにつきましても、今後、小学生については、というような部分とかを含めて、さらに検討していきたいなというふうに思っております。
 さらに、3点目の教職員対象の研修プログラムを上げさせていただきましたので、今回は全職員研修とそれから各学校代表の1、2名、2名ないし1名。小規模校ありますので、その職員を半年間、月2回、全部で12回の研修会をして、それを各学校におろしながら、各学校のそういう教職員の資質向上につなげられればというふうに考えております。これにつきましても今後、指導課の事業としたり、そのほかでまた検討していきたいと思っております。このように、これらの事業を含めまして、今年度の単発のものとは考えずに、中長期的なスパンを考えて、計画を立てていきたいというふうに考えております。今後も学校と教育委員会とで、一層の連携を図って、学校に対して必要な措置を講じるとともに、児童生徒、保護者に寄り添った対応をしていきたいというふうに考えております。また、現在、検討委員会をスタートさせました(仮称)取手市いじめ防止対策推進条例の策定につきましても、条例検討委員会や、議員の皆さんの御意見を参考にさせていただきながら、より実効性のある条例をつくっていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
 

○議長(佐藤 清君)

 佐藤隆治君。
 

佐藤隆治

 御答弁ありがとうございました。最後の質問の今後のスケジュールまでお尋ねをしました。今回の自死事案に関しましては、これまでの学校の取り組みを踏まえ、これからの取手市の教育再生のために何が必要なのか。市長、教育長がともに考え、新たな展開をしていくことが、今回、質問の答弁でよく理解できました。今後、調査委員会は、県の知事部局に事務委託されることかと思いますが、未来ある子どもたちのために命の大切さを伝えるとともに、教職員のスキルアップも行い、市長部局、教育委員会としっかりといじめをなくすための取り組みを進めていくことをお願いをいたしまして、一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。